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トーヨー (競走車) : ウィキペディア日本語版
トーヨー (エンジン)

トーヨーとは、村越製作所及び株式会社トーヨー内燃機が開発・生産した競走車エンジンである。稼動期間は1964年1993年
==「3級車=トーヨー」==

1964年、それまで部品提供と修理を主に行ってきた村越製作所が、オートレース競走車エンジン市場に第3の国産メーカーとして参入し、高回転の350ccエンジンを発表した。
それまでの3級車エンジンは回転の上がりが遅く、ハンデをもらわなければとても勝てないという状況だったが、このトーヨー3級車エンジンがその流れを変えた。
1967年の全オートレース場舗装化以降はさらに支持を伸ばし、それまで3級車エンジン市場を席捲していたキョクトーを駆逐し、瞬く間に「3級車=トーヨー」という図式を決定付け、さらには2級車エンジン市場にも進出していったのである。
ちなみに、小林啓二(8期、山陽オートレース場所属)がデビュー翌年の1971年に記念タイトル(現在のGIレース)である開場記念山陽グランプリを制覇した際の愛車や、阿部光雄(6期、川口オートレース場所属)がデビュー2年目で記念の開設記念グランプリレースを制したときの愛車も、このトーヨーの3級車エンジンであった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「トーヨー (エンジン)」の詳細全文を読む



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